【CHUNITHM】初心者必見 「"上手くなる"遊び方」 その①「選曲を考える」
こんにちは。
微温湯と申します。【twitter:@s_rhzhm】
突然ですが、最近CHUNITHMを始めたみなさん。
もしくは、なかなか初心者を脱出できずに伸び悩んでいる皆さん。
CHUNITHMを上手にプレイしたいとは思いませんか?
思いますよね!!!
「友達をビックリさせたい!」
「みんなに自慢したい!」
「好きな曲をカッコよく捌きたい!」
「目標にしている人に追いつきたい!」
いろんな理由があると思います。楽しめれば上手くなる理由なんてなんでもいいんです。
そこで
CHUNITHMを5年間遊んでいる僕から、CHUNITHMを上手くなるために大切にして欲しいコツについてお伝えさせて頂きます!
「どうしたら上手くなるのかわからない...」
「うまい人が何を考えているのか全然わからない...」
「自分にはできる気がしない(才能が無い)...」
そんな風に思っている方の助けになれば幸いです。
※あくまでも初心者の方向けの内容になるので細かな技術面などについては記載をしませんが、CHUNITHMに取り組む姿勢などといった意識的な面においては少しだけストイックな内容とさせていただきます。
しかし決して、個人のプレイスタイルについて批判する意図は無いことをご理解ください。
私が紹介したコツの中から「このくらいならやってみてもいいかな。その方が楽しそうだな。」と感じたものだけを取り入れて頂けたらいいのかな。と考えています。
※この記事は主にレート11.00~12.50付近の方に読んでいただく事を意識して執筆していますが、どんな方にでも読んで活用して頂ける内容にはなっています。
では早速本題に入ります。
ちょっと長いですが適当に飛ばしながらお付き合いください。
まず一つ目のコツですが
選曲について考える!!
です。
「選曲について考える」とザックリ言われても、あまりピンと来ない方が多いと思いますので詳しく説明させて頂きます。
CHUNITHMには現在(9/28)時点で、750を超える数の曲が収録されています。
当然ですが、MASTER譜面だけでもその数だけの譜面が存在します。
つまり「CHUNITHMを上手くなる」ということは
750を超える譜面に対して、どれだけ対応しきれるか。
であるともいえます。この「対応する力」をここでは仮に「総合力」と呼ばせて頂きます。
また、詳しくは後述しますが「総合力」は
・落ちてきた譜面の形を認識する力「認識力」
・認識した譜面を捌き切る力「処理力」
大まかですが上記2つの力から成り立つものと考えてください。
「総合力」=「認識力」×「処理力」
です。
"+"ではなく"×"なのは「刃牙」シリーズより花山薫の破壊力についての計算式を意識しました。
では「総合力」を養うためには、何を意識したらいいのでしょうか?
ここではわかりやすく野球で例えさせていただきます(音ゲーにおける上達はその性質上、スポーツの上達と似通っている部分が多いです)。
仮にバッターとして野球に取り組む際に、その練習は多岐に渡ると思います。
バッティングひとつ取っても
①腕の振り方 ②腰の回し方 ③重心 ④目線 ⑤etc
などなど、⑤で簡単に纏めてはしまいましたが細分化していくと簡単に2桁を上回るメニューがあると思います。
代表としてバッティングを挙げましたが、バッターの仕事は他にも走塁などなど多くが存在します。
そして当然、それらにもバッティングのように細かな練習メニューがあるわけです。
勘のいい方は既に何を言わんとしているかお気づきかと思いますが
CHUNITHMでは上記の750を超える譜面が「練習メニュー」に該当します。
コツの話に戻りますが、つまりは
「選曲を考える」=「練習メニューを考える」
であると言えます。
750と考えると非常に多いですが、あまり重く受け止めず
「750も練習メニューあるの!?何やっても上手くなるじゃん!!」
くらいの感覚で良いと思います。
というか実際、誤った練習をしなければ何をやっても上手くなります。
関係ないですが、上手い人ほど伸び悩むのはこの練習メニューがどんどん少なくなっていくからだったりもします。
ちなみに最初はあまり意識しなくても問題ありませんが、バッティングや走塁のようにある程度カテゴライズして捉えることもできます。
「指押し」や「物量」などの言葉を聞いたこともある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それはさておき、「練習メニュー」の話を踏まえた上で質問です。
みなさんはプレイする曲をどうやって決めていますか?
恐らくですが、好きな曲(もしくは知っている曲)を探して遊んでいるのではないでしょうか?
ご安心ください。そこまでは大正解です。
まずは馴染みのあるリズムの曲から練習で良いと思います。
それに、せっかく好きな曲があるのだから遊んだほうがいいに決まっています。
そこに+αとして、練習メニューを意識した選曲を加えてください。
具体的には下記3点を意識してください。
① この曲は絶対にここまで伸ばす!という目標を定めた曲を1曲決め、集中して(ほぼ連続で5~10プレイ程度)取り組む
② (知っている曲からでいいので)とにかくできるだけたくさんの曲を2,3回ずつプレイする
③ 上記1と2をバランスよく交互に行う
それでは、細かく説明していきます。
まずは①「この曲は絶対にここまで伸ばす!という目標を定めた曲を1~3曲決め、集中して取り組む」についてです。
この記事の前半でお話しした「処理力」を思い出してください。
”認識した譜面を捌き切る力"です。
細かく言えば「脳で認識した譜面を実際に指や腕を使って奏でる力」です。
①の選曲方法は主にこの「処理力」を鍛える練習メニューになります。
何度も同じ譜面をプレイすることで、次に落ちてくる譜面をある程度は記憶で予測できることがミソです。
実はそもそも「認識力」が土台にないと「処理力」は鍛えられません。
先ほどの説明の中で「脳で認識した譜面を実際に指や腕を使って奏でる力」と述べましたが、この中で前提となっている「脳で認識」が「認識力」に該当するためです。
これらを踏まえると、この練習は譜面の記憶によって「認識力」が疑似的に鍛えられた状態で「処理力」の練習を行うことが可能で、とても効率が良いです。
次に②「 (知っている曲からでいいので)とにかくできるだけたくさんの曲を2,3回ずつプレイする」です。
先に言ってしまうと、こちらは「認識力」を鍛える練習メニューになります。
「認識力」は砕いて説明すると、無意識に譜面の共通な動きを見つけて対応できるようになることで成長します。
当然ですがそのためには、なるべく多くの譜面に関わっていくことが重要になるというわけです。
なるべく多くの譜面に触れることが目的なら全部1回ずつ触れる事が最も効率が良いように思えますが、実は1回目、つまり初見のプレイだと「認識力」を最大限に鍛えることが出来ません。
「1回目のプレイで感覚を掴み、2回目のプレイでそれを基に調整をして実際に試してみる」のプロセスが重要です。
なんだか難しそうですが、あまり重く考えなくていいです。
というのも、このあたりは無意識でも基本的に身体が勝手にやってくれてます。
すごいね、人体。
そして、2回目のプレイでもあまり納得がいかなかったら3回目と続けます。
ただ、②の練習としてはそれ以降のプレイはお勧めしません。あくまでも多くの譜面に触れることが目的のためです。
①の練習に使用する譜面のストックとして貯めておきましょう。
最後に③「上記1と2をバランスよく交互に行う」です。
①は「処理力」で、②は「認識力」の練習ですが、これらはバランスよく育てる必要があります。
譜面を叩けなければ頭では理解していても意味がありませんし、逆に譜面を叩ける実力があっても頭で理解できなければ意味はありません。
どちらかが育っていれば、どちらかを補えるわけではないのです(例外はあります)。
実際のバランスですが「①を20%/②を80%」くらいの割合で進めていくといい気がします。
例えば10クレをプレイしたとき、2クレは①の練習、8クレは②の練習が目安です。
以上、1~3を少しだけ意識して選曲してみてください。
すぐには効果が出ないと思います。
ですが、根気よく続けることで「気が付くと、今まで手も足も出なかった譜面も比較的簡単に捌けている!」といった感覚を得ることが出来るはずです。
長くなりましたが、以上が「選曲について考える!!」の説明になります。
長くなりすぎたので、残りのコツはまた別の記事で!